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プロポリスは健康に貢献するミツバチの生産物(蜂産品)の一つ   

  ミツバチ(Honeybee)
ミツバチ属に属する昆虫の一群で、花の蜜を巣に加工して蓄え、ハチミツとすることで知られています。世界では9種が知られています。
ミツバチは、ハチ目(膜翅目)・ミツバチ科(Apidae)・ミツバチ属に属する昆虫の一群で、花の蜜を巣に加工して蓄え、蜂蜜とすることで知られています。世界に9種が知られ、とくにセイヨウミツバチは全世界で養蜂に使われており、24の亜種が知られています。

  • ミツバチの種類
       (1) セイヨウミツバチ(学名:Apis mellifera) - ヨーロッパ・アフリカに分布。
       (2) トウヨウミツバチ(学名:Apis cerana) - アジア全域に分布。
       (3) サバミツバチ(学名:Apis koschevnikovi) - インドネシアのボルネオ島に分布。
       (4) キナバルヤマミツバチ(学名:Apis nuluensisi) - インドネシアのカリマンタン(ボルネオ)島に分布。
       (5) クロオビミツバチ(学名:Apis nigrocincta) - インドネシアのスラウェシ島に分布。
       (6) オオミツバチ(学名:Apis dorsata) - 東南アジア・アジアに分布。
       (7) ヒマラヤオオミツバチ(学名:Apis laboriosa) - ヒマラヤ地域に分布。
       (8) コミツバチ(学名:Apis florea) - 東南アジアから西アジアに分布。
       (9) クロコミツバチ(学名:Apis andreniformis) - 東南アジアに分布。
       (10) ニホンミツバチ(Apis cerana japonica Rad)はトウヨウミツバチの亜種である。

    日本ではニホンミツバチ、セイヨウミツバチの2種が飼育され、養蜂に使われています。また、作物の受粉にも用いられますが、ミツバチは蜜を出さず、特殊な振動採粉をする一部のハナバチしか受け付けないナス科の果菜類の受粉には役立ちません。そのため、トマトやピーマンなどの受粉用には、ミツバチではなくマルハナバチ(ミツバチ科マルハナバチ属)が使われます。

    ミツバチの天敵としてアジアだけに生息するオオスズメバチがいます。アジアで進化したトウヨウミツバチは、オオスズメバチへの対抗手段を獲得しました。巣の中に侵入したオオスズメバチを大勢のミツバチが取り囲み蜂球とよばれる塊をつくります。蜂球の中では、約20分間の間に体温を上げて摂氏45度前後の熱を発生させます。このため、ミツバチに比べ熱に弱いオオスズメバチはこの蜂球による熱で死んでしまいます。オオスズメバチのいない地域で進化したセイヨウミツバチは、このような対抗手段を獲得していません。

    日本では古くから使われていたニホンミツバチに比べ、より多くの蜜を採集するセイヨウミツバチが1877年に導入されました。セイヨウミツバチは、繁殖力も旺盛なことから野生化しニホンミツバチを駆逐してしまうのではないかと言われました。実際養蜂のためにセイヨウミツバチを導入した北米では野生化しています。しかし、日本ではオオスズメバチの存在があり、セイヨウミツバチの致死温度はニホンミツバチより低いため蜂球が作れず、抵抗しようがないため、現在まで一部の地域をのぞき野生化は確認されていません(小笠原諸島ではオオスズメバチが生息していないため、セイヨウミツバチが野生化して問題になっている)。 ニホンミツバチの野生集団を人工巣に誘導して蜂蜜を取ることも行なわれています。

  •   ミツバチの生産物:ハチミツ・ローヤルゼリー・プロポリス
     (1) ハチミツ
    ① ミツバチは花から得た蜜を体内で転化酵素(インベルターゼ)を加えて分解し巣に蓄えます。そのため、巣にあるうちにスクロースを中心とした花の蜜から成分が変化していきます。ミツバチの巣はハチの代謝熱によって常に35℃前後に保たれ、なおかつ働き蜂の送風行動によって常に換気されているため水分が蒸発し糖分が80%ほどになります。成分としてブドウ糖、果糖のほか各種ビタミン、ミネラル、アミノ酸を含んでいます。高い栄養価をもち、1kgあたり2940kcalの熱量があります。
    ② ハチミツは糖の過飽和溶液であり、低温で結晶化します。この結晶化したほうがブドウ糖で、結晶化しない蜜の部分には果糖が多く含まれています。冷蔵庫はもちろん、冬期には室内でも固まってしまうことがあります。湯煎をするなど温めれば元の液状になり、品質上は全く問題はありません。花粉などの不純物が多いと、結晶しやすくなります。「低温で固まれば純粋ハチミツで固まらなければ加糖ハチミツ」といわれることがありますが、純粋ハチミツでも不純物を濾過しているものは結晶しにくいため、この方法で見分けることはできません。
    ③ ハチミツは保存性に優れています。エジプトでピラミッドの発掘をしていた米国の考古学者T.M.デービスが約3300年前のハチミツの入った瓶を発見。そのハチミツは全く変質していなかったと記録されています。
    ④ 医薬品として口内炎の治療などに使われる。日本薬局方に医薬品として記載されています。 漢方薬では、生薬の粉末をハチミツで練って丸剤(丸薬)を作ります。八味丸(別名:八味地黄丸、桂茯腎気丸)や桂枝茯苓丸といったものがこの方法で造られています。
     (2) ローヤルゼリー
    ① ローヤルゼリー(Royal jelly)は、ミツバチの若い働き蜂の咽頭腺からの分泌物で、女王蜂となる幼虫や成虫となった女王蜂、働き蜂でも若齢幼虫の食物として給餌されます。日本語では王乳とも称されます。働き蜂の40倍も長生きする女王蜂の生涯において唯一のエネルギー源です。又、ハチミツとは比較にならないほど多くのビタミン類、ミネラル、アミノ酸が含まれており、高タンパクで様々な栄養素を含んでいます。
    ② ローヤルゼリーの効能効果が、世界的に脚光を浴びたのは1954年のことで、当時のローマ教皇・ピウス12世が老衰による危篤状態に陥った際、医師団のひとりであったガレアジイ・リシーが ローヤルゼリーを投与したところ、驚くべき回復ぶりを示し無事生還し、これをきっかけにローヤルゼリーの効能効果は全世界で認知され、各国の科学者達が研究を開始しました。 しかしながら、半世紀経っても栄養補助食品としての効果を裏付ける科学的研究は発表されていません。
    ③ 現在の日本においては、「プロポリス」同様、健康食品として認知されています。ハチミツと同じくミツバチの巣から採れますが、一般的に「おいしい」とは言えません。
     (3) プロポリス(詳細内容はこちらへ

    プロポリスは健康に貢献する
    ミツバチの生産物(蜂産品)

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